難易度2、緊張度2
知り合いの先生や施設関係者を通して、グッペリ活動を申し込みます。家族が通っている、あなたが生まれたなど、つながりがあると◎。実施日が決まったら、院内に張り紙をしたり、スタッフさんから患者さんに声をかけてもらったりしましょう。
妊婦さんの関心事に合わせて内容を組みましょう。
※歯周病関連ではありませんが、妊娠時にできる手軽なケアとして、キシリトールを紹介するのもGOOD!
“何のためにフロスを続けるのか”を自分で紙に書くことが、習慣化に有効です。「つわりがない日は寝る前にフロスをする」「子どもが無事に産まれますように」など、目標を書いてもらいましょう。
また、アンケートを書いてもらい今後の参考に。
妊娠中はつわりなどで、歯ブラシすらできないという方もいらっしゃいます。無理せず気軽な気持ちで取り組んでもらいましょう。また、なにかと心配ごとが多い期間です。自分の名刺を渡し、不安なときにメールなどで支えになってあげるのもいいかもしれませんね。
神奈川県 渡邊 陽子さん
自分が妊娠をして、改めて妊婦さんが歯の大切さを知る場がないことを実感しました。役所の方にサラッと「歯科検診行ったほうがいいですよ~」って言われるくらいなんですよね。助産院では特にそういう話はされなくて、助産師さんにフロスの話をしたら、「知ってる~。糸ようじみたいなやつだよね?」と言われたこともあります。正しい知識と使い方を知っていただきたくて、後日フロスのサンプルを持って行って説明しました(笑)。妊婦さんこそお口に興味を持ってメインテナンスに通った方がいいのに、お伝えする人が全然いない。だから、私がお伝えしたいなっていう気持ちが湧いてきたんです。
神奈川県 石井 香里さん
ママヨガ・ベビーマッサージのイベントで時間をいただき、赤ちゃん連れのママたちにグッペリ活動を行ないました。赤ちゃんたちには『ロンタ君』でブラッシングのお話をし、ママたちには模型でフロスの説明。そのあとで個別に使い方を練習しました。
妊娠・育児で虫歯が10本も出来ちゃったというママが「今日から子どものためにも頑張ります!」と言ってくれたのがうれしかったです。まだまだフロスの認知度は低いと感じます。でもみなさん「やらなくちゃ」と言って下さったので、イベントに参加する意義はあるなと思いました。モチベーションが低下しないよう、ときどき声をかけたいです!