小学生へのフロス指導分析

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こんにちは！
事務局の根岸です。

前回、株式会社インテック様が主催する、「インテックカップ」というバスケットボールの大型練習試合でのグッペリ活動報告をブログへアップいたしました。

それに続いて、このブログを読んでいる方に改めて伝えたいメッセージがあります。

それは、“小学生でも教えればデンタルフロスは出来る！！”ということ。

・子供にはフロスは出来ない、難しい…
・日本人は不器用な人が多いからフロスなんて出来ない…
・短時間でフロス指導をするのは厳しい…

そんなことありませんよ(^O^)！小学校低学年の子供でも、一つ一つ丁寧に教えてあげたり、アプローチの仕方を変えてあげたりすることで出来るようになるということを、今回の活動を通して確信しました！しかも、フロスをやる子供たちの表情はとても楽しそう♪（子供たちは顔出しNGのため画像加工しておりますが笑）

また、今回フロス指導にかけられた時間はたったの“10分”。
時間がない中でもポイントさえつかめれば十分にここまで指導・マスターすることが出来るのです！

さらに、その時の活動で実は面白いある傾向が見えてきました。
それは、“小学生は男女で反応やデンタルフロスの習得に差がある“ということ。

そこで「小学生へのフロス指導」をテーマに活動を通して気づいたことを踏まえながら、より深く分析していこうと思います。

○デンタルフロスの実習で見られた小学生男女の傾向
※今後出てくるデータ・分析はあくまでも事務局スタッフの見解によるものです。

小学生男子
特徴【素直・発言も多い・何に対しても興味津々・リアクションが大きい・飽きやすい】
男子は途中で飽きて遊んでしまっていたり、上手くいかないとやめてしまったりしていた。
しかし、不器用な子でもこちらが寄り添いながら教えてあげ、少しでもできたらすぐに褒めると、その後も一人で隣の歯をやるなど上達する子供が多かった。

小学生女子
特徴【大人びている・落ち着きがある・真剣に取り組む・自分の口腔内を見せたがらない】
女子はお手本を見ながら、順番通りにフロスを指へ巻きつけ、フロスの持ち方や歯への通し方をすんなりとマスターしている子供が多かった。ただし、上手く出来ない子へ男子同様に距離を縮めて指導を行うと、恥ずかしがりやらなくなってしまう子供が女子にはよくみられた。

フロスの実習より、これらの傾向が男女であることがわかりました。

そこで、なぜ男女でこのような差が見られたのか、何が男女で違うのかを調べてみました。
皆さんは知っていましたか？実は“脳の構造”が生まれたときから男女で違うということを！！

○脳の構造の違い
男子：「もの」に興味を持つ「対物志向」
　　　　動くものや機械的なもの、体を使った遊びを好む
女子：「人」に興味を持つ「対人志向」
　　　　おままごとや人形遊び、人と話すことを好む
（例）母親が携帯電話でメールを打っているのを見た場合に、女の子は母親の表情などに注目するのに対して、男の子は持っている携帯電話に注目してしまう。など

脳の構造が今回の男女の傾向に関わっているとは一概には言い切れませんが、少なからず関係があるのではないかと思います。

今回の活動でも男の子は位相差顕微鏡への興味を高く示していました。その結果から、男の子にフロスを指導する際には「機械的なもの」を使いながら興味を引き、フロスの指導とつなげてあげるとより効果的かもしれませんね♪

また女の子は周りの子どもや親がやっている姿を見て自分もやってみよう。という一歩引いた様子が見られたため、大人や衛生士さんも一緒にフロスをやって見せたり、コミュニケーションを取り関係性を築いてからフロス指導をしたりなど、アプローチ方法を男の子とは変えてみるのも良いかもしれません(*^_^*)

今回の活動を通して、男女でこのような傾向があるということに気付け、今後フロス指導をする際のヒントをもらうことが出来ました！

小学生でもマスターできるデンタルフロス。当日行ったフロス指導の流れをご紹介いたします♪

①フロスは指先から腕くらいの長さでカットする