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2018.08.27

スウェーデンと日本の歯科予防

こんにちは!
グッペリ事務局の根岸です。

私たち、GoodbyePerioプロジェクトは発足してまもなく7年目を迎えようとしています。
これまでに様々な地域や会場、人々へ歯周病予防の大切さとデンタルフロスの正しい使い方を伝えてきました。
その数なんと、9万7千500人!毎年約1万人以上に伝えていることになります。プロジェクトに参加している歯科衛生士さんは現在3090人なので、この数字はとても素晴らしい結果ですよね♪

最近ではメディアの影響もあり「予防歯科」「歯周病予防」といった“予防”という言葉が日本でも浸透してきています。

実は、その“予防”の原点が北欧スウェーデンにあるということをご存知でしたか?
私たちのプロジェクトが発信している情報も、すべて予防先進国であるスウェーデンから学んだものなのです!

突然ですが、みなさんが80歳になった時、今ある自分の歯を何本残すことができると思いますか?

ある調査データによると、日本人の95%が“歳をとったら歯が抜ける”と思い込んでいるそうです。周りのお年寄りを見ても歯がなく、入れ歯が入っていたり、テレビでも入れ歯のコマーシャルが流れているせいでしょうか。私たちは自然と「歳を取れば歯がなくなるのは仕方がないこと」と認識してしまっているのです(>_<)

日本人は80歳で平均8本しか歯が残らないと言われていますが、
スウェーデンの人は、80歳になったときに20本以上も自分の歯が残っています!! 素晴らしいですよね。

では、なぜスウェーデンの人は歳をとっても20本以上自分の歯を残すことができるのでしょうか。

その要因の一つとして、歯科受診率があります。私たち日本人は“むし歯ができたら歯医者に行き治療をして治す“という考えですが、スウェーデンの人達は”予防のため“に歯科医院へ定期的にメンテナンスに行きます。

日本ではたったの2%しかメンテナンスに通っていませんが、スウェーデンでは90%の方が通っているなんて、衝撃的ですよね!
さらには、スウェーデンで行なわれているメンテナンスでは、歯のクリーニングではなく、お家でのセルフケアの指導がメインに行われているそうです。

単純に計算をしてみても、1年365日のうち、3ヶ月に1回歯医者さんにメンテナンスへ行く人でも、残りの361日はお家でのケアをしなくてはいけません。歯を残すためには、お家でのセルフケアが何よりも大切であるということなのです(>_<)!

そして、歯周病で歯を失わないために欠かせないのがデンタルフロス。スウェーデンでは当たり前のように、子どもが小さい頃からお母さん・お父さんがフロスのやり方や必要性を教育しています。

私たちは、日本でも同じようにお家でのケアに力を注いでもらいたい、将来子どもたちが歯で苦労せず楽しい人生を送ってもらいたいと強く願っています。

最初は上手くできなくても良いのです!小さい頃からフロスに触れ、親御さんと一緒にやることで、将来子どもたちが大きくなったときにフロスが当たり前の習慣になるのだと思います。

お子さんをお持ちの方は、ぜひ今日から一緒にトライしてみてくださいね♪
デンタルフロスの使い方がわからない方は、こちらより「フロスの使い方動画」をご覧いただけます。 ⇒ フロアフロスの使い方

Goodbye Perio事務局

根岸

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