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2013.10.15
皆さん、こんにちは☆
だんだんと朝起きるのが辛くなってきた渡辺です・・・。冬に向けて冬眠体制が整いつつあります(笑)なにかスッキリパッチリ起きられる方法があれば教えて頂きたいです(><)
さて、今回もメンバーさんの活動紹介です!
田中さんの医院が市の歯科医師会のDr+DHを対象に講演会を行ないました。
その中で、田中さんは、自ら集めた症例写真を元に“DHの予防業務の必要性”を認識してもらうよう、訴えかけました。
その内容を田中さんのレポートを元にご報告させていただきます。
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・症例を元に、ジンジバルプラークコントロールによって歯肉炎→健康な状態になった患者さんの紹介
・フロアフロスを実際に使ってもらう(歯肉縁上、縁下1~2㎜に付着した歯肉のプラークを落とす事を目的としたフロスという事を伝え、実際に広がり・プラークの除去率を体感してもらう)
・グッペリの紹介
《初診時》
・最近、出血がしてきたとのことで食生活の変化、糖分の摂取量が増えていないか?との問いには「増えていない」との回答
・適格に歯ブラシが当たっているのを確認しながら磨いてもらう為に歯磨剤はつけないで、まず磨いてもらう様に指導
《8日後》
・全体的に歯肉の色がピンク色へと近づいてはいるが、矢印部の右上3、4の歯間部は少し赤みが増していて炎症が強くなり 左上3,4はあまり変化が診られなかった。
・歯間部へ歯ブラシの毛先を突っ込んで磨く様に指導を行い、下顎前歯の歯石除去を行なう
《16日後》
・左上34、右上34も かなり炎症軽減。
・上顎前歯の歯石除去と共に患者さんへの指導事項を盛り込む
「1日何分磨いていますか?」との問いに「5分程」。「5分磨くのは大変?慣れましたか?」の問いに「慣れて大変とは思わない」 とのことだったので、歯ブラシでのケアは、かなり定着したと思ったのででここでフロス指導に入ろうと思った。
まずは、なぜ口腔内を清潔にしないといけないのか?と言う事を理解していただくために位相差顕微鏡をみせて動機付けをし、しっかりとフロス指導をした。
《フロス使用2週間後》
・「フロスは使えてましたか?」との問いに「毎日通しています」との返事
・左上だけでなく他の部位も炎症の軽減がみられたので「左上だけ通していましたか?」と質問すると「全部の間に使っています。汚れが見えるからやらないと気持ち悪くって・・」ととても嬉しい返事が返ってきた。
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このように、歯ブラシ+フロスを的確に使う事で、歯肉炎→健康な歯肉に戻せるという症例を元にお話しされたようです。
田中さんは、「磨くと血が出る!」という患者さんに対して、すぐにフロスを勧めるのではなく、まずは正しい歯ブラシの仕方。そして、それが定着したらフロスを導入というよに、STEPをしっかり踏んでいます。
そして、ポイントは来院毎に写真を撮り、比較して良くなっていることを患者さんと一緒に共有していることだと思いました。なぜフロスを通すのかという動機付けをしっかりと行なった上で、「なんとなく治ったかな~」ではなく、「確実に治ってきている」というのを視覚的に実感することが、患者さんのフロス継続のモチベーションに繋がっているのではないかと思いました。
是非、皆さんも参考にしてみてください☆
Goodbye Perio事務局
渡辺
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