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2013.10.18
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その他みなさん、こんにちは★
事務局の渡辺です。
前回、ご紹介した、田中さんの症例写真はご覧になられましたか??→前回のブログ
患者さんの口腔内がみるみるうちに改善されているのが顕著に現れていますよね★
そんなレポートを下さった田中さんが、関西でのエリアミーティング後、【今後のフロスの指導】についての考えをまとめ、提出してくれました。
今回はその内容をご紹介します。
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【活動の核】
健康、歯肉炎の段階でくい止めてジンジバル・プラークコントロールを行い予防する
【フロスの普及しない理由】
・知名度の低さ
・手間と時間がかかる習慣化の難しさ
・糸ようじと同じと考えられている
・あくまで補助的道具との考え
・術者側の隣接面清掃の必要性の認識不足(学校でもフロスについて詳しく習わない)
【フロスを使われた方の反応から考えて】
・正直、面倒くさいがバイ菌が日に日に増えると言うことを聞いて他の病気にも関係すると知って歯ブラシだけではダメだと思った
・面倒くさいが、使うと気持ち良い。歯間ブラシと掃除している場所が違うのがよくわかる
・歯医者さんにずっと行ってなかったから親に「むし歯になってるんじゃない?」と言われた。家で自分がフロスしている姿を親が見て「すごい」って言ってくれて続いている
・1ヶ所からこんなに汚れが残っているなら、全部の間にはすごい汚れが残っているってことですね
【患者さんがフロスに興味をもってもらえるようなツールの作成】
・「母猿が子猿に見せてフロスの使いかたを教えてるから、自分が親になったらやってあげてね!」とか、「お母さん、お家に帰ったら○○チャンにもやってあげてください」と、保護者が“やらなきゃ”と思ってくれるように活用中!
・「郷ひろみから口臭したら、イメージ悪くないですか?」とか「あと2年で60歳らしいんですが、筋トレとか歯の手入れとか頑張ってて、素敵じゃないですか?ちゃんと効果がわかりますよね」と言うと、若い人達もフロスを頑張ってくれる。
・20代の人にプリティーウーマンの話が伝わりませんが・・・「海外映画のシーンで使われるくらい、フロスは海外では日常なんですよ」と伝えている
【フロス指導の今後にむけて】
・資料作りと活用
・フロス指導への時間
・どうしても出来ない定着しない場合への対応
・認知的価値と情緒的価値を織り交ぜた提案の仕方を行う
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以上です!
田中さんは、エリアミーティングをきっかけに、自分がどの様に活動していけばいいのか頭の中を整理して
こんな想いでやっていこう!→そもそも何故フロスが普及しないの?→継続してくれてる患者さんはなんて言ってたかな?→だったらこんなツールを使って、フロスに興味をもってもらおう!
と、しっかり自分の中で軸を作りつつ、実際に行動に移している事が、素敵だなと思いました(^^)
一度原点に立ち、考え直してみると、新な発見や行動すべき点が見えてくるかもしれませんね☆
Goodbye Perio事務局
渡辺
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