インタビュー

Vol.3

歯科衛生士人生をどう活かす?
そう考えたとき、選んだのはグッペリ活動でした

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関東メンバー 岡野 恵理子さん

2012年のGoobye Perioプロジェクト発足当時から、メンバーの一員として活躍する岡野恵理子さん。現在はさいたま市の大宮献血ルームで定期的にイベントを企画するなど、積極的にグッペリ活動をしています。そんな岡野さんがこれまでの道のりについて振り返り、グッペリ活動に込める想いを話してくれました。

できる範囲でやればいい。
自分に言い訳をした頃もありました

初めて自分でグッペリ活動を企画したのは、去年の春。それまでは、事務局から声がかかったら参加するという感じでした。主体になるって勇気がいるし、正直ちょっと面倒くさい気持ちもあって。「私は毎日歯科医院で患者さんにグッペリ活動してるからこれでいい。やれる範囲でやっていこう」と、自分に言い訳をしながら過ごしていたんです。
でも、そうしているあいだにも周りには動きが。広島や名古屋といった全国のメンバーが積極的にイベントを企画し始め、ブログやFacebookがどんどん盛り上がっていきました。イキイキした姿を目にするたび、焦りを感じましたね。私はこのままでいいのかなって。

なかでも心を動かされたのが、広島で行なわれた献血ルームでのグッペリ活動。こういう場所でやるという切り口もあったのかと、ハッとさせられました。献血ルームなら身近にあるので、やろうと思えばできます。そこで、さっそく勇気を出して大宮の献血ルームに連絡したんです。すると快く受け入れてもらえました。今思えば、あのとき一歩踏み出せて本当によかったです。
それからは月に1回、献血ルームでの活動を企画しています。一般の方との出会いはほぼ一期一会。「ここでしっかり歯周病予防を伝えなければ」と思うと、提案にも力が入りますね。一人ひとりに、全力をぶつける感覚で関わることができています。

せっかくの歯科衛生士人生。
生業だけじゃもったいない!

外での活動の影響か、歯科医院での患者さんとの関わり方も変わりました。以前は「時間がないから次回提案しよう」など、妥協していた部分があったんです。でも今は1回の来院でいかにその患者さんのことを知り、必要な情報を伝えられるかに重きを置いています。今後もスキルを磨き、歯科衛生士としての引き出しをもっと増やしていきたいです。

そういえば最近、ある本の一文にすごく考えさせられました。
“自分の人生をどう世の中に活かすか、考えたことはあるか”
その問いかけに、私は歯科衛生士として20年以上やってきたけど、どうだろうって。
クリニックで働くのはもちろんやりがいのあることですが、いわゆる自分の生活のためでもあります。それも間違いではないけれど、せっかくの歯科衛生士という資格。生業だけではもったいないですよね。後輩に自分の持っているスキルを伝えたり、フリーランスとしてたくさんの医院で役目を果たしたり。いろんな活かし方があるはずです。きっと私の場合は、それがグッペリ活動なんだと思います。歯科医院の中だけでは得られない出会いがあるし、歯科衛生士として成長し続けることができる。何より、たくさんの人にお口の健康を守ることの大切さを伝えていける。だからこそ、これからも自分の歯科衛生士人生をここに使っていきたいと思います。

岡野恵理子さんを占めるモノ

  • ■家族・家事
    娘として家族を大事にしています
  • ■趣味
    山登りやヨガ、買い物、SNS、女子会など
  • ■恋愛
    癒し。人間力が上がる
  • ■DH
    クリニック、グッペリ活動、セミナー・勉強会

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